経営成績
2026年3月期第1四半期連結累計期間、世界経済は不確実性が高く、日本経済も不透明感が継続。発泡プラスチックス業界では、食品容器関連は伸び悩み、工業関連は低調。
このような状況下、積水化成品工業は中期経営計画に基づき、収益力強化と経営基盤強化に取り組んだ。売上面では、ヒューマンライフ分野は環境貢献製品が需要増、インダストリー分野はエレクトロニクス領域で伸長も、モビリティ領域で低迷。利益面では、労務費高騰や為替変動の影響を受けたが、販売価格への転嫁や原価低減で収益改善。
その結...
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